受け継いできた 本当のプロの材木屋魂

プロの材木屋の最も大事な仕事

受け継いできたプロの材木屋魂

服部マガジンは、ご覧いただいた方にとって面白い・面白くない、興味がある・無いなどは正直気にしていません。よく言われる、検索結果に対してを考慮した内容に…等、これほどナンセンスなことはないと思っています。
ただ伝えたいこと、真実を伝えることだけに注力しています。

本当に木を愛している・必要としているユーザー様に、木材の裏話を含めた真実をオープンにすること、正しい情報を誰からの制約も無く、阻害されることなく情報開示すること、そして、積み重ねてきた製材技術で商品化した、本物の無垢材をユーザー様に提供することが、私に与えられた仕事だと考えています。

木材業界に関わる人間は、年を追う毎に木材資源を取り巻く環境が徐々に悪化すること、生育に数百年かかる木材資源が人間勝手にならいこと位はわかっています。

しか木材資源の劇的な供給バランスの変化があるからこそ、ユーザー様が「本当に必要としている住ま環境に優しい木を、正く求められる方法で、正しい価格で、大手プレハブメーカー及びホームセンターなどができない形で効率的にお届けする」方法を考え、それを実行することこそが、プロの材木屋の最も大事な仕事だと考えています。

服部商店に代々伝わるポリシー

服部商店には、実践し積み重ね・受け継いできた数多くのこだわり、理念があります。
以下、創業以来伝わる木に対するポリシーの一部を紹介いたします。

景色を買うな

北海道等の現地に原木を買い付けに行きますが、その時原木を見て来ているのですが、しかし実は、その原木のバックに映っている景色を同時に購入しているのです。
具体的に言えば、迷うような木との出会いならば仕入れを見送るのが正しい選択であると考えています。特に製材時に、木の出来が思ったより悪かった時は、景色込みで仕入れをしたのだと反省しています。

素人は木に頼るべし

この言葉は、お得意先から扱っていない材のご注文をいただいた時の方法を言っています。
商いである以上無報酬では販売できませんが、しかし儲け第一主義で動くと必ず失敗する。
儲けよりお客様本位で、木を見て・木に聞き・木に頼って製材し、いただいた注文をこなしたほうが良い。そうすることで、お客様にも信頼され、新しい木を覚える第一歩に繋がる。

材木屋はユーザ-の医者になれ

エンドユーザー様を含む、あらゆるお得意先のご要望や質問に対応できる専門的な幅広い知識・知恵を身に付けることは当たり前の仕事ですが、もし直ぐに返事ができない質問があれば、答えられるブレーンを持つことも大事なことです。
従って、扱い樹種以外の木に対しても、その木に精通する友人を持つことも大事な仕事であります。

木の学者になりたいとは思いません。常に無垢の木に触れ、製材現場の空気感を肌で感じながら、本物の良質な材を提案・提供できる専門医でありたいと思っています。

100本の木を集めるためには、回数が多い方が良い

この言葉も重みがあります。1回に10本の原木を集めます。10回で100本です。また、100本を1回で集めても100本です。全く数字的には同じですし、1回に100本集めた方が効率も良く、経費も掛からず、安く上がる様に思えますが、それは違います。

私はプロの材木屋です。しかし、プロの仕事が全て100点ということは木材資源では絶対にあり得ません。天然素材の木は天然資源の石油等とは全く違うのです。
100本それぞれ性格が違う天然木、それを他の資源と同じように集めることはできません。
確かに10回も買い付けに出かけるのは緊張感・ストレスも多くかかりますが、あえてストレスの多い作業を行うことが、結果お客様にお届けする商品の品質維持に繋がるのです。

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